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概要:[10日 ロイター] - デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は10日、利上げペースを鈍化させる時期に来たと感じているとしながらも、利上げが不十分となるよりも少し行き過ぎる方を支持する考えを示した。
[10日 ロイター] - デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は10日、利上げペースを鈍化させる時期に来たと感じているとしながらも、利上げが不十分となるよりも少し行き過ぎる方を支持する考えを示した。
欧州経済金融センターでの講演で「(金利を)やや控えめに引き上げた後にさらに上げると人々に伝えるより、少し高めに引き上げた後に戻さざるを得なくなる方が良い。ある時点でインフレ期待に影響するからだ」と述べた。
「景気を急激に後退させるような過剰な引き締めはしたくない」としながらも「インフレ率を持続的に平均2%まで十分に下げたい」と語った。
FRBが引き締めを早期に停止してインフレ期待の高まりを長期化させるようなことがあってはならず、1970年代の失敗を繰り返すべきではないとした。
経済史の専門家らは、そうした「ストップ・アンド・ゴー」政策の結果、FRBはより大幅な利上げを迫られ、一段と深刻な景気後退につながったとしている。
デイリー総裁は、9月時点でフェデラル・ファンド(FF)金利のピークについて、FRB当局者の中央値より高い約4.9%と見込んでいたとし、インフレ率が他の経済指標より遅れて変化することや、世界景気減速など米経済が直面するさまざまな逆風を踏まえ「適切な金利を見いだせるよう、ピーク到達に向けたより緩やかなアプローチを支持する」と述べた。
その上で、ピークに達した後は、インフレ率が2%の目標に「十分に向かう」まで金利を据え置く「レイズ・アンド・ホールド(raise and hold)」の戦略が必要とした。
同日発表された10月の消費者物価指数(CPI)が予想ほど上昇しなかったことについては「良いニュース」だが、単月の結果ではインフレとの戦いに勝利したとは言えないと述べた。
7.7%のインフレ率は「限定的な緩和」であり、勝利からは程遠いと指摘。
「インフレを押し下げるため断固とした姿勢で臨まなければならず、われわれはその決意で一致している」とし「それは金利を引き上げ、インフレ率を確実に2%に戻すのに十分な期間据え置くということだ。入手している情報にその軌道の見通し、ダイナミクスを変えるものは見当たらない」と語った。
それでも、経済が不必要なほど深刻な不況に陥る可能性を減らすために、利上げについて「注意深く」「思慮深く」あることが重要だと述べた。
米労働省が10日発表した10月CPI(季節調整済み)は前年比伸び率が7.7%で9月の8.2%から減速し、ロイターがまとめた市場予想(8.0%)も下回った。
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