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概要:10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。 今晩発表の米インフレ指標は強い内容とみられ、金融引き締め加速へ思惑からドル買いが先行しそうだ。 ただ、金融当局者からハト派的な見解が示され
10日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
今晩発表の米インフレ指標は強い内容とみられ、金融引き締め加速へ思惑からドル買いが先行しそうだ。
ただ、金融当局者からハト派的な見解が示されれば、ドル買いは抑制されよう。
前日の取引で米中間選挙の開票作業を見極める展開となったが、最終結果が遅れる見通しとなり、次の焦点である米消費者物価指数(CPI)に焦点が移った。
連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め継続への思惑から、米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが先行。
ユーロ・ドルは等価(パリティ)付近に沈み、ドル・円は146円80銭台に浮上した。
ただ、本日アジア市場は株安を警戒した円買いに振れ、ドル・円は失速した。
この後の海外市場は米CPIが手がかり。
市場予想は総合が前年比+7.9%、コア指数は同+6.5%だが、クリーブランド連銀が算出するCPIナウはそれを上回る。
引き続きインフレ高進は顕著のため、FRBは引き締め姿勢を強めるとの思惑から米金利高・ドル高に振れやすい。
半面、複数の当局者による発言機会が予定され、景気への配慮などハト派スタンスが示されればドル買いは縮小。
ドル・円は底堅いながらも、上値の重さが意識されそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧州中央銀行(ECB)経済報告
・22:30 米・10月消費者物価指数(前年比予想:+7.9%、9月:+8.2%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:21.7万件)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁討論会参加(経済見通し)
・23:35 ローガン米ダラス連銀総裁討論会参加(エネルギーと経済関連)
・01:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁炉辺対談参加(欧州経済金融センター)
・02:30 メスター米クリーブランド連銀総裁オンライン討論会参加(経済・金融政策見通し)
・03:00 米財務省・30年債入札
・03:30 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁討論会参加(エネルギーと経済関連)
・04:00 米・10月財政収支(予想:-925億ドル、21年10月:-1650.55億ドル)
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