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概要:ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。8日投開票の米中間選挙の最終的な結果は判明していないものの、バイデン大統領の与党・民主党が予想以上に善戦していることで、市場の焦点は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)に移っている。
[ニューヨーク/ロンドン 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。8日投開票の米中間選挙の最終的な結果は判明していないものの、バイデン大統領の与党・民主党が予想以上に善戦していることで、市場の焦点は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)に移っている。
11月9日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し上昇した。8日投開票の米中間選挙の最終的な結果は判明していないものの、バイデン大統領の与党・民主党が予想以上に善戦していることで、市場の焦点は10日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)に移っている。
コンベラ(ワシントン)のシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は、共和党が力強く躍進すれば財政支援の縮小のほか、連邦準備理事会(FRB)のターミナルレート(利上げの最終到達点)の低下につながる可能性があり、結果的にはドルに対するマイナス要因になると指摘。ただ、中間選挙では民主党が予想以上に善戦していることで、上院の主導権は接戦。マニンボ氏は「市場の焦点は政治から10日の米CPI統計に移っている」と述べた。
市場は、FRBがインフレ対応のため来年に入っても積極的な利上げを継続するか見極めようと、CPIに注目。マニンボ氏は「消費者物価統計は、ドルに対する市場心理が大きく軟化したかどうかを測る格好のリトマス試験になる」としている。
ユーロは対ドルで0.7%安の1ドル。英ポンドは対ドルで1.73%安の1.1337ドル。ドルは対円で0.7%上昇した。
ただ、スコシアバンクのチーフ外為ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏は「この日の取引でドルは上昇したが、全般的なトレンドは依然として軟調」と指摘。「ドルの強気サイクルは終了しつつあり、今後は軟化傾向になる可能性がある」とした。
この日は暗号資産(仮想通貨)の急落もドルの支援要因になった。ビットコインは10.13%安の1万6809.83ドル。一時は1万6452.98ドルと、2年ぶり安値を付けた。
ドル/円 NY終値 146.44/146.47
始値 145.69
高値 146.79
安値 145.64
ユーロ/ドル NY終値 1.0011/1.0014
始値 1.0053
高値 1.0086
安値 0.9994
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