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概要:■反落、英国経済の先行き不安強まる今週のポンド・円は反落。 週初に172円台前半までポンド高・円安が進行したが、英国経済の先行き不安が強まり、追加利上げが決まったものの、リスク回避的なポンド売り・米ド
■反落、英国経済の先行き不安強まる
今週のポンド・円は反落。
週初に172円台前半までポンド高・円安が進行したが、英国経済の先行き不安が強まり、追加利上げが決まったものの、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いが活発となった。
この局面で米ドル・円相場は上げ渋ったことから、ポンドの対円レートは一時165円台前半まで下落した。
取引レンジ:165円10銭-172円13銭。
■伸び悩みか、英経済見通しの不透明感を警戒
来週のポンド・円は伸び悩みか。
英中央銀行は今回の金融政策委員会(MPC)会合で大幅利上げを決定したが、スナク政権の増税路線で景気への影響が懸念され、リスク選好的なポンド買いは縮小した。
11月11日発表の7-9月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回った場合、リスク回避的なポンド売り・円買いが強まる可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・11日:7-9月期国内総生産(4-6月期:前年比+4.4%)
予想レンジ:165円00銭−168円00銭
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