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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比15円53銭安の2万7663円39銭と、小幅に反落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控え、1日を通して様子見ムードが強い相場展開となった。一方、好業績銘柄には買いが入り、相場を下支えした。
[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比15円53銭安の2万7663円39銭と、小幅に反落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控え、1日を通して様子見ムードが強い相場展開となった。一方、好業績銘柄には買いが入り、相場を下支えした。
11月2日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比15円53銭安の2万7663円39銭と、小幅に反落して取引を終えた。写真は東京証券取引所。都内で2020年10月に撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
日経平均は安く始まった後に下げ幅を縮小し、一時プラス圏に浮上した。ただ、FOMCの結果発表を控えているほか、明日は国内が祝日で休場となることもあり、積極的に上値を追う動きにはならなかった。後場には一段と様子見ムードが強まり、値幅は60円程度にとどまった。
FOMCについては、12月の利上げ幅に関して、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がどのような姿勢を示すかに市場の関心が集まっている。これまで、12月以降の利上げペースが鈍化するとの期待感で株価が上昇してきただけに、市場では「パウエル議長が以前と同じようなタカ派トーンで発言した場合、ショック安に警戒する必要がある」(楽天証券のチーフ・ストラテジスト・窪田真之氏)との声が聞かれた。
一方、円安進行やコロナ禍からの経済回復が支えとなり、国内企業の決算については「総じてしっかりしている印象」(国内運用会社・ポートフォリオマネージャー)との意見が聞かれる。ただ、「今後は円安の効果よりも出荷数などの実績に焦点が当たってくるのではないか」(同)といい、円安効果だけで業績が改善している企業は買われにくくなる、との見方が示された。
TOPIXは0.10%高の1940.46ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.10%高の998.55ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆3798億9400万円だった。東証33業種では、鉱業、鉄鋼、水産・農林業など19業種が値上がり。精密機器、サービス業、化学工業など13業種は値下がりした。
個別では、ソニーグループ、TDK、SUBARUなど好業績を発表した銘柄が大きく上昇した。
ソフトバンクグループは連日の年初来高値更新。前場は軟調に推移していたが、後場は堅調な動きとなった。
プライム市場の騰落数は、値上がり739銘柄(40%)に対し、値下がりが1019銘柄(55%)、変わらずが79銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27663.39 -15.53 27562.30 27,546.88─27,692.55
TOPIX 1940.46 +1.96 1933.42 1,933.42─1,944.95
プライム指数 998.55 +0.97 995.11 995.11─1,000.81
スタンダード指数 992.98 -1.44 993.46 992.97─995.79
グロース指数 938.25 -9.43 941.26 936.47─942.36
東証出来高(万株) 143069 東証売買代金(億円 33798.94)
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