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概要:[1日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は1日、気候変動に対する銀行のストレステスト(健全性審査)に関する予備的な分析結果を公表し、河川や地表水の洪水は沿岸部の洪水よりも住
[1日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は1日、気候変動に対する銀行のストレステスト(健全性審査)に関する予備的な分析結果を公表し、河川や地表水の洪水は沿岸部の洪水よりも住宅ローンポートフォリオに大きなリスクを与える可能性があるとの見解を示した。
中銀は、オークランド地域の河川や地表水の洪水リスクに対する銀行のエクスポージャーに焦点を当てて審査。「厳しいシナリオでは、銀行が現在提供しているオークランドの住宅ローンの4分の1以上が、洪水の影響を受ける可能性のある土地にあることが分かった」とした。
また、20センチから1メートルまでのさまざまな海面上昇に基づき、洪水の発生しやすい地域への住宅ローンポートフォリオのエクスポージャーを測定するよう各行に要請した。
中銀は「沿岸部の洪水区域内にある不動産に対する住宅ローン融資の割合には、地域によって大きな差があることが判明した」とした。
ホークスビー中銀副総裁は、銀行が気候変動リスクを特定し解決策を見つけるのを支援することがストレステストの目的だと説明した。
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