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概要:[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日に発表した10月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は103.2と、前年同月比3.4%上昇した。前月の2.8%上昇を大きく上回って19
[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日に発表した10月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は103.2と、前年同月比3.4%上昇した。前月の2.8%上昇を大きく上回って1989年10月以来の伸び率となった。消費税引き上げの影響を除けば1982年6月以来の伸び率。原材料高の転嫁で生鮮食品を除く食料が一段と上昇した。前年の携帯電話通信料の大幅値下げの影響が剥落し、同通信料は上昇に転じた。
ロイターがまとめた民間予測、同3.1%上昇を上回った。
生鮮食品を除く食料は5.9%上昇と前月の4.5%上昇を上回り、1981年2月以来の伸び率。携帯電話の通信料は1.8%上昇で2021年2月以来の伸び率となった。
エネルギー価格は24.2%上昇で前月の24.2%上昇から伸び率は変わらず。都市ガス代が29.3%上昇して今年3月以来の伸びとなる一方、補助金の影響でガソリンは2.0%上昇に伸び率が鈍化した。
(和田崇彦 編集:青山敦子)
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