マイクロソフト、業績見通しさえず株価下落 7─9月期は増収

[２５日 ロイター] - 米マイクロソフトが２５日に示した第２・四半期（１０─１２月）の部門別売上高見通しは全般的に市場予想を下回った。マクロ経済の逆風がパソコン事業だけでなくクラウド事業にも影響を及ぼしているとの懸念が高まった。

（路透社）——周一微软公司对第二季度的第二季度收入预测普遍低于市场预期。人们越来越担心宏观经济逆风不仅影响个人电脑业务，而且影响云业务。

この日発表した第１・四半期（７─９月期）決算は売上高が市場予想を上回ったものの、伸び率は過去５年間で最も低い水準にとどまった。景気低迷によるパソコン販売の不振やクラウドサービス部門の鈍化が影響した。

尽管公司同日公布的第一季度（7-9月）财务业绩超出市场预期，但增速仍处于五年来的最低水平。由于经济放缓和云服务行业的放缓，个人电脑销量的下滑产生了影响。

株価は引け後の時間外取引で７％下落した。

股价在盘后交易中下跌 7%。

クラウドサービス「アジュール」の売上高は３５％増に鈍化。ドル高の影響で、ビジブル・アルファがまとめた市場予想の３６．５％増を下回った。為替要因を除けば４２％増だった。マイクロソフトは今四半期も伸び率が縮小すると予想している。

云服务 azure 的销售额增长放缓至 35%。强势美元未能达到市场预期的销售额增长 36.5%，由 visible alpha 编制。剔除汇率因素，销售额增长了 42%。微软预计本季度增长将再次放缓。

インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ハリス・アンワル氏は「成長鈍化が続けば、市場が混乱する中で安全資産とされる同社株に投資する正当性が損なわれる可能性がある」と述べた。

investing.com 高级分析师哈里斯·安瓦尔 (harris anwar) 表示：“在市场动荡的情况下，增长的持续放缓可能会破坏投资该公司股票作为避风港的合法性。”

マイクロソフトは第２・四半期のインテリジェント・クラウド部門売上高について、２１２億５０００万─２１５億５０００万と予想。金融情報会社リフィニティブがまとめたアナリスト予想の２２０億１０００万ドルをやや下回った。

微软预计第二季度智能云收入将在 212.5 亿至 215.5 亿之间。这略低于金融信息公司 refinitiv 编制的分析师预测的 220.1 亿美元。

パソコン部門の売上高予想は１４５億─１４９億ドル。市場予想は１６９億６０００万ドル。

个人电脑部门的收入预计在 145 亿美元至 149 亿美元之间。市场预期为169.6亿美元。

エイミー・フッド最高財務責任者（ＣＦＯ）はアナリストとの電話会見で、アジュールの第２・四半期売上高伸び率は為替要因を除いたベースで約３７％になるとの見通しを示した。為替変動を考慮に入れた場合はさらに低くなる。

首席财务官 amy hood 在与分析师的电话会议上表示，她预计 azure 第二季度的销售额在货币中性的基础上将增长约 37%。如果考虑到汇率波动，甚至更低。

第１・四半期の売上高は前年比１１％増の５０１億２０００万ドルで、アナリスト予想（４９６億１０００万ドル）を小幅に上回った。

第一季度收入同比增长 11% 至 501.2 亿美元，略高于分析师预期的 496.1 亿美元。

純利益は１７５億６０００万ドル（１株当たり２．３５ドル）と前年同期の２０５億１０００万ドル（同２．７１ドル）から減少した。

净利润为 175.6 亿美元，合每股 2.35 美元，低于去年同期的 205.1 亿美元，合每股 2.71 美元。

パソコン販売の低迷とドル高が収益を圧迫。パソコンメーカー向けの「ウィンドウズ」の販売額は１５％減少した。

低迷的个人电脑销售和强势美元对盈利构成压力。 windows 对 pc 制造商的销售额下降了 15%。

インテリジェント・クラウド部門の売上高は２０％増の２０３億３０００万ドル。市場予想は２０３億７０００万ドルだった。

智能云收入增长 20% 至 203.3 亿美元。市场预期为203.7亿美元。