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概要:[東京 24日 ロイター] - 日銀が24日発表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の10月調査は、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプ
[東京 24日 ロイター] - 日銀が24日発表した「主要銀行貸出動向アンケート調査」(四半期ごと公表)の10月調査は、企業向けの資金需要が「増加」したとの回答から「減少」を指し引いた指数(DI)がプラス5となり、前回7月のプラス3から上昇した。資源高・円安などで手元資金を積み増す動きがみられた。
調査の回答期間は9月9日から10月13日で、50の銀行、信用金庫が対象。
企業の規模別では、大企業向けの資金需要判断DIがプラス6、中小企業向けがプラス4でともに前回から上昇した。中小企業向けでは、設備投資の拡大も資金需要の増加につながった。
個人向けの資金需要はマイナス4で前回のマイナス5から1ポイント改善した。このうち、住宅ローンは前回のマイナス6からマイナス5に改善。消費者ローンはマイナス1で前回と変わらず。
今後3カ月間の資金需要判断DIでは、企業向けがプラス8で前回と変わらず。個人向けはマイナス1からプラス1に上昇した。
(和田崇彦)
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