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原油先物が上昇、ＥＵの対ロ禁輸措置控えた需給逼迫観測で
概要：アジア時間の原油先物は上昇。欧州連合（ＥＵ）によるロシア産原油の禁輸措置導入が迫る中、需給が逼迫するとの見方が相場を支えている。
アジア時間の原油先物は上昇。欧州連合（ＥＵ）によるロシア産原油の禁輸措置導入が迫る中、需給が逼迫するとの見方が相場を支えている。写真は２０１９年８月、黒竜江省の大慶油田で撮影（２０２２年 ロイター）
［シンガポール ２４日 ロイター］ - アジア時間の原油先物は上昇。欧州連合（ＥＵ）によるロシア産原油の禁輸措置導入が迫る中、需給が逼迫するとの見方が相場を支えている。
北海ブレント先物は０１２５ＧＭＴ（日本時間午前１０時２５分）時点で０．５４ドル（０．６％）高の１バレル＝９４．０４ドル。米ＷＴＩ先物は０．５１ドル（０．６％）高の８５．５６ドル。
ＥＵはロシア産原油の輸入を１２月５日から禁止し、ロシア産石油製品の輸入は２月から禁止する予定。
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が報道されているように利上げ幅を近く縮小すれば、原油などコモディティー価格の下押し要因となってきたドル高の勢いが鈍る可能性がある。
バイデン米政権が発表した戦略石油備蓄（ＳＰＲ）の追加放出については、ＡＮＺのアナリストは「備蓄補充のガイドラインの方が市場の関心が高かった」と指摘。バイデン氏が原油価格が１バレル＝７０ドルを付けてはじめて購入に動くと発言したことで、同水準が強い支持線になったとした。
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