简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)が18日公表した10月の理事会議事要旨によると、予想より小幅となった25ベーシスポイント(bp)の利上げは「微妙なバランス」の決定
[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)が18日公表した10月の理事会議事要旨によると、予想より小幅となった25ベーシスポイント(bp)の利上げは「微妙なバランス」の決定で、最終的に国内外の不透明感が重視された。
50bp利上げのさまざまな論拠を検討したものの、政策金利を25bp引き上げて2.6%とする決定に至ったことが示された。
市場関係者の多くは2.85%への利上げを予想していた。
議事要旨によると、理事会は5月以降に金利が250bp上昇し、その大部分はまだ住宅ローン返済に反映されていないと指摘した。引き締めによって住宅価格や家計資産も打撃を受けており、次第に消費を冷やす可能性もある。
労働市場は非常にタイトな状況だが、賃金上昇は一部の先進国ほど加速しておらず、インフレ期待を脅かすまでにはしばらくかかかるとの見方が示された。
議事要旨はまた、多くの外国中銀が利上げを進める中、成長率が「著しく低い」期間が生じてインフレ圧力が和らぐ可能性があるとした。
「メンバーらは、不透明な環境ではこれまでの大幅利上げの効果や変化する経済見通しを評価する間、政策調整のペースを緩める論拠があると指摘した」という。
一方、6.1%の豪インフレ率は高すぎると強調し、家賃や光熱費の上昇を背景に年内に7.75%に向かって加速する可能性が高いとした。
その上で、理事会はインフレ率を2─3%の目標レンジに低下させる決意であり、そのためにはインフレ期待を十分に抑制する必要があることを認識していると表明。「今後もさらなる利上げが必要になる可能性が高い」とした。
市場は11月1日の次回会合で25bpの追加利上げを予想。来年5月までに4.0─4.25%に引き上げられるとみている。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。