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概要:[ワシントン 12日 ロイター] - 米国のアデエモ財務副長官は12日、米国はロシアの歳入削減に向けたロシア産原油に対する価格上限設定に期待しており、ロシア産石油の購入者に対する二次的な制裁を求める意向はないと述べた。
米国のアデエモ財務副長官は12日、米国はロシアの歳入削減に向けたロシア産原油に対する価格上限設定に期待しており、ロシア産石油の購入者に対する二次的な制裁を求める意向はないと述べた。
[ワシントン 12日 ロイター] - 米国のアデエモ財務副長官は12日、米国はロシアの歳入削減に向けたロシア産原油に対する価格上限設定に期待しており、ロシア産石油の購入者に対する二次的な制裁を求める意向はないと述べた。
ニューヨークのコロンビア大学での講演で、先週の石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による大幅減産決定に米国は失望したとし、エネルギー価格の上昇が世界経済の弱体化につながれば、最終的にOPECプラス自体が打撃を受けると警告。OPECプラス関係者は米国との協議において今回の大幅減産決定とロシア産原油に対する価格上限設定を結びつけていなかったとした。
また、西側諸国の対ロシア制裁を強化するために二次的な制裁が必要だとは考えていないとし、原油価格の上限が設定されば「買い手のコストが低下し同時にロシアの歳入も減少する」とした。
さらに、ロシアと交渉している国々から、北海ブレント原油価格を大幅に下回る価格で原油を購入すると聞いており、ロシア産原油に対する価格上限設定を巡る議論とともに成功が見え始めていると指摘。米国はロシアがこれまで石油で得た金額の過去データを参考にして価格上限を設定するとした。
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