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概要:内閣府が12日発表した8月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.8%減少した。3カ月ぶりのマイナス。内閣府は機械受注の基調判断を前回の「持ち直しの動きがみられる」で据え置いた。
[東京 12日 ロイター] - 内閣府が12日発表した8月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.8%減少した。3カ月ぶりのマイナス。内閣府は機械受注の基調判断を前回の「持ち直しの動きがみられる」で据え置いた。
10月12日、内閣府が発表した8月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.8%減少した。千葉県浦安市で2013年3月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)
ロイターの事前予測調査では前月比2.3%減が予想されており、減少幅は予想を上回った。
前年比は9.7%増だった。
製造業は前月比10.2%増の4964億円で2カ月ぶりに増加した。最もプラスに寄与した業種は「非鉄金属」。「化学工業」や「その他製造業」も押し上げに効いた。
非製造業(除く船舶・電力)は同21.4%減の4067億円と2カ月ぶりに減少した。業種では「運輸業・郵便業」、「通信業」、「不動産業」などがマイナスに影響した。
外需は前月比18.9%減の1兆2199億円で、4カ月連続で減少した。
機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。
*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
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(杉山健太郎)
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