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概要:米国株式市場は主要株価指数が3日続落した。前日の米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げを受け、ハイテク株などのグロース株が売られた。
[22日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価指数が3日続落した。前日の米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げを受け、ハイテク株などのグロース株が売られた。
米国株式市場は主要株価指数が3日続落した。前日の米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げを受け、ハイテク株などのグロース株が売られた。
FRBは20─21日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.00─3.25%とした。年内に同規模の利上げを少なくとも1回実施する可能性を示唆。パウエル議長はインフレ抑制に向け手を緩めることはないと明言した。
S&Pの主要11セクターのうち9セクターが下落。一般消費財と金融がそれぞれ2.2%、1.7%下げた。
アマゾン・ドット・コム、テスラ、エヌビディアなど大型ハイテク株やグロース株が1─5.3%安。米債利回りが11年ぶりの高水準を付けたことを受けた。
情報技術は年初来で28%安。指数の21.2%安をアンダーパフォームしている。
ボストン・パートナーズのグローバル市場担当ディレクター、マイク・マレイニー氏は「インフレが高止まりし、FRBが利上げ路線を堅持すれば、景気後退に陥り業績予想が大幅に引き下げられる」と指摘。「そうなればS&P総合500種が6月中旬の安値である3636を下回り、年初来安値を更新する」と述べた。
米航空大手はパンデミック(世界的大流行)に関する制限措置の終了に伴う旅行者増を受けて回復していたが、この日はユナイテッド航空が4.6%、アメリカン航空が3.9%下落。3日間の下げはユナイテッド航空が11%、アメリカン航空が10.6%となった。
ジェットブルー航空は7.1%安。3日続落し、20年3月以来の安値を付けた。
ダーデン・レストランツは4.4%安。さえない第1・四半期売上高を発表したことを受けた。
米取引所の合算出来高は113億9000万株。直近20営業日の平均は109億1000万株だった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 30076.68 -107.10 -0.35 30204.5 30302. 29994.
2 28 53
前営業日終値 30183.78
ナスダック総合 11066.81 -153.39 -1.37 11167.3 11203. 11024.
8 77 64
前営業日終値 11220.19
S&P総合500種 3757.99 -31.94 -0.84 3782.36 3790.9 3749.4
0 5
前営業日終値 3789.93
ダウ輸送株20種 12355.26 -294.97 -2.33
ダウ公共株15種 990.92 -4.22 -0.42
フィラデルフィア半導体 2444.25 -70.71 -2.81
VIX指数 27.35 -0.64 -2.29
S&P一般消費財 1176.63 -26.01 -2.16
S&P素材 439.91 -5.54 -1.24
S&P工業 731.27 -11.05 -1.49
S&P主要消費財 737.29 -1.43 -0.19
S&P金融 525.13 -8.89 -1.66
S&P不動産 238.32 -2.27 -0.94
S&Pエネルギー 581.88 -2.33 -0.40
S&Pヘルスケア 1438.87 +7.37 +0.51
S&P通信サービス 170.09 +0.10 +0.06
S&P情報技術 2200.51 -21.87 -0.98
S&P公益事業 369.00 -1.42 -0.38
NYSE出来高 9.72億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 26815 - 215 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 26800 - 230 大阪比
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