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概要:財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、7月の経常収支は2290億円の黒字となった。経常黒字は2カ月ぶり。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は7135億円程度の黒字で、公表された黒字幅は予想を下回った。
財務省が9月8日発表した国際収支状況速報によると、7月の経常収支は2290億円の黒字となった。経常黒字は2カ月ぶり。写真は都内の港湾施設で2017年3月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
[東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、7月の経常収支は2290億円の黒字となった。経常黒字は2カ月ぶり。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は7135億円程度の黒字で、公表された黒字幅は予想を下回った。
前年同月からは黒字幅を1兆4862億円縮小した。貿易収支が赤字に転じたことが主因で、経常収支のうち、貿易・サービス収支は2兆0029億円の赤字だった。
貿易収支は1兆2122億円の赤字となった。輸出が8兆5838億円と前年同月比18.5%増加したのに対し、輸入は9兆7959億円と同47.6%増えた。
同省によると、第1次所得収支は2兆4332億円の黒字、第2次所得収支は2013億円の赤字。
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