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概要:■業績動向MonotaRO (TYO:3064)の2022年12月期第2四半期単体業績は、売上高は前年同期比19.5%増の105,653百万円、営業利益は同12.2%増の13,540百万円、経常利益
■業績動向
MonotaRO (TYO:3064)の2022年12月期第2四半期単体業績は、売上高は前年同期比19.5%増の105,653百万円、営業利益は同12.2%増の13,540百万円、経常利益は同13.0%増の13,690百万円、四半期純利益は同13.0%増の9,493百万円となり、売上高・各利益ともに順調に成長した。
期初計画比でも、売上高で1.0%増、営業利益で12.5%増と上振れて着地した。
売上高に関して、主力の事業者向けネット通販事業及び購買管理システム事業(大企業連携)においては、顧客の注文単価・顧客数ともに順調に増加した。
顧客数は第2四半期で636千口座増と順調である。
注文単価の上昇に関しては、主力の製造業の需要増が牽引している。
2022年12月期は世界的な外部環境の悪化による欠品などが懸念されたが、ここまでのところ売上高への影響は軽微である。
購買管理システム事業(大企業連携)では、連携社数が前期末比で291社増加するとともに、売上高は前年同期比38.1%増と高い成長となった。
売上総利益率は、前年同期比0.1ポイント増加の29.1%となった。
大企業連携売上比率の増加やPB/輸入商品の粗利率減/売上比率減などにより商品粗利率は減少したものの、1箱当たりの注文単価上昇による配送料・諸掛率改善やロイヤリティ受領額増が上回り、売上総利益率が上昇した。
販管費率は、前年同期比で0.8ポイント増加の16.2%となった。
これは2022年4月に稼働した物流拠点である猪名川DC関連費用や受発注管理システム(OMS)など、期初から計画された費用である。
結果として、営業利益率は前年同期比で0.8ポイント減少の12.8%となった。
計画比では1.3ポイント計画を上回っており、順調な折り返しと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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