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概要:経済産業省が31日に発表した7月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.4%増の13兆0380億円と5月連続で増えた。ガソリン価格高騰やドラッグストアの販売好調などにより、ロイターの事前予測調査1.9%増を上回った。
8月31日、経済産業省が発表した7月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.4%増となった。都内で5月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日に発表した7月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.4%増の13兆0380億円と5月連続で増えた。ガソリン価格高騰やドラッグストアの販売好調などにより、ロイターの事前予測調査1.9%増を上回った。
業種別の前年比は、医薬品・化粧品が8.6%、燃料が8.1%、百貨店などの各種商品は4.6%増えた。一方、家電などの機械器具は5.5%減、自動車も2.4%減だった。
業態別の前年比では、百貨店が8.9%増、ドラッグストアが6.8%増、コンビニエンスストアが3.4%増、スーパーが1.3%増だった。百貨店は衣料品が好調、ドラッグストアは衛生・介護・ベビー用品が増えた。
一方、家電大型専門店は3.3%減、ホームセンターは2.2%減にとどまった。
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