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概要:東南アジアの配車・宅配サービス最大手企業グラブ・ホールディングスは25日、通期の流通取引総額(GMV、プラットフォームで消費者が購入した商品とサービスの合計金額)見通しを引き下げた。ドル高と宅配サービスの需要鈍化が理由だ。
東南アジアの配車・宅配サービス最大手企業グラブ・ホールディングスは8月25日、通期の流通取引総額(GMV、プラットフォームで消費者が購入した商品とサービスの合計金額)見通しを引き下げた。
[25日 ロイター] - 東南アジアの配車・宅配サービス最大手企業グラブ・ホールディングスは25日、通期の流通取引総額(GMV、プラットフォームで消費者が購入した商品とサービスの合計金額)見通しを引き下げた。ドル高と宅配サービスの需要鈍化が理由だ。
グラブやその同業者は新型コロナウイルスのパンデミック期間に巣ごもり需要の恩恵を受けたが、東南アジア地域の大部分で行動制限が緩和され、消費者が外出して買い物をするようになるとともに、逆風に見舞われている。
こうした中でグラブのアンソニー・タン最高経営責任者(CEO)は、同社が「収益性の高い常に利用してくれる顧客」に事業の重点を置くような新商品の導入や、サービス提供にかかる経費削減に取り組む計画を明らかにした。
グラブの最新の通期GMV伸び率見通しは、為替変動の影響を除くベースで25─29%。従来は30─35%だった。
一方で通期売上高見通しは12億5000万─13億ドルで、これまでの12億─13億ドルから下限を引き上げた。
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