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概要:[ロンドン 22日 ロイター] - 米金融大手・シティグループのアナリストは22日、英国の消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率は、2023年1月に18.6%でピークに達するとの見通しを示した。最近のエネルギー価格高を踏まえ、予想値を再び引き上げた。
米金融大手・シティグループのアナリストは8月22日、英国の消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率は、2023年1月に18.6%でピークに達するとの見通しを示した。
[ロンドン 22日 ロイター] - 米金融大手・シティグループのアナリストは22日、英国の消費者物価指数(CPI)の前年比伸び率は、2023年1月に18.6%でピークに達するとの見通しを示した。最近のエネルギー価格高を踏まえ、予想値を再び引き上げた。
シティのエコノミスト、ベンジャミン・ナバロ氏は顧客向けノートで「問題は、インフレと実体経済への影響を相殺するために、どのような政策が可能かということだ」と説明した。
消費者物価上昇率が最後に18%を超えたのは1976年だった。
インフレ率は現在、かなり高い水準でピークに達すると見込まれており、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)がより持続的なインフレリスクが高まっていると結論付ける可能性が高い、とシティは指摘する。
ナバロ氏は、これは金利を迅速に制限的な領域水準に引き上げる必要があることを示しているとし、インフレ高進のさらなる兆候が確認されれば、政策金利は6─7%に引き上げられる可能性があるとの見方を示した。
中銀は今月4日、政策金利を1.25%から0.5%ポイント引き上げ1.75%とした。景気後退を見込みながらもインフレ高進に対処するため27年ぶりの大幅利上げに踏み切った。
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