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概要:19日の米国長期債相場は下落。 10年債利回りは一時3%近辺まで上昇した。 この日発表された7月の独生産者物価指数(PPI)は前年比+37.2%と、市場予想を大幅に上回る伸びとなり、独連邦債利回りが上
19日の米国長期債相場は下落。
10年債利回りは一時3%近辺まで上昇した。
この日発表された7月の独生産者物価指数(PPI)は前年比+37.2%と、市場予想を大幅に上回る伸びとなり、独連邦債利回りが上昇したことが意識されたようだ。
米国の主要株価指数は弱含みとなったが、安全逃避的な債券買いは特に確認されなかったようだ。
CMEのFedWatchによると、19日時点で9月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%となる確率は58%程度。
2022年12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以上となる確率は62%程度。
10年債利回りはアジア市場の序盤で2.869%近辺まで低下したが、ニューヨーク市場で2.996%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて2.972%近辺で推移。
イールドカーブは、スティープニング気配。
2年−10年は-25.00bp近辺、2−30年は-1.70bp近辺で引けた。
2年債利回りは3.23%(前日比:+3bp)、10年債利回りは2.97%(前日比+9bp)、30年債利回りは、3.21%(前日比:+7bp)で取引を終えた。
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