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概要:木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は、今年8月10日につけた直近安値4615円から底上げしている。同社株は、今年8月9日に今2022年12月期第2四半期(2022年1月~6月期、2Q)累計決算を
木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は、今年8月10日につけた直近安値4615円から底上げしている。同社株は、今年8月9日に今2022年12月期第2四半期(2022年1月~6月期、2Q)累計決算を発表し、大幅続伸して着地したが、株価自体は、今年6月に上場来高値6330円まで買われていただけに材料出尽くし感から下値を探る動きが続いていた。ただ最高値から27%の調整をしており、PERが8倍台、PBR0・7倍台は売られ過ぎとして自律反発狙いの買いが再燃した。8月10日に発足した第2次岸田改造内閣で緊急課題の一つとして経済安全保障の推進が取り上げられ、同社株が、食料安全保障関連株の一角に位置することも、側面支援材料視されている。
■上方修正済みの通期業績に対する利益進捗率はすでに78~80%
同社の今12月期2Q累計業績は、売り上げ539億4400万円(前年同期比0.9%減)、営業利益8億1000万円(同2.19倍)、経常利益8億3100万円(同94.3%増)、純利益7億800万円(同96.0%増)と大幅続伸して着地した。売り上げは、会計基準の変更の影響や米穀取引価格の下落などで微減となったが、利益は、円安によるミニマムアクセス米や輸入乾牧草の販売価格が上昇し、米穀在庫の適正化、仕入れルートの複線化により原料調達で優位性を発揮し、精米工場の効率化を推進したことなどが要因となった。
同社の今12月期通期業績は、今年4月に上方修正され売り上げ1030億円(前期比4.5%減)、営業利益10億円(同90.0%増)、経常利益10億5000万円(同70.9%増)、純利益9億円(同78.2%増)と見込んでいるが、2Q累計決算発表時はこの上方修正値を据え置いた。ただ2Q累計業績の利益進捗率は、この通期予想業績に対して78%~81%となり目安の50%を上回っているだけに今後の業績推移からは目が離せない。なお今期配当は、4月の業績上方修正とともに創業140周年の記念配当10円を上乗せして年間60円(前期実績50円)へ増配を予定している。
■PER8倍、PBR0.7倍の修正でまず最高値調整幅の半値戻し奪還
株価は、今年4月の今期業績の上方修正でストップ高し、ほぼ往って来いとなった4200円台から今期第1四半期の好業績、ロシア・ウクライナ情勢を背景とした小麦、トウモロコシなどの穀物価格の高騰で国内自給率の高いコメ関連株への再評価が高まり株式分割権利落ち後の上場来高値6330円まで買い進まれた。同高値後は再度の往って来いで5000円台出没となっているが、PERは8.6倍、PBRは0.75倍と売られ過ぎを示唆している。まず上場来高値から直近安値への調整幅の半値戻しの5400円台奪還を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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