简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:来週の外為市場では、ドルの値動きが荒くなりそうだ。米国の経済指標や要人発言を通じて景気の減速懸念と利上げ期待という強弱感が日々入れ替わり、大きく上下動する国債金利にドルが追随する展開が続くと予想する声が出ている。
8月19日 来週の外為市場では、ドルの値動きが荒くなりそうだ。2016年1月撮影(2022年 ロイター/Jason Lee)
[東京 19日 ロイター] - 来週の外為市場では、ドルの値動きが荒くなりそうだ。米国の経済指標や要人発言を通じて景気の減速懸念と利上げ期待という強弱感が日々入れ替わり、大きく上下動する国債金利にドルが追随する展開が続くと予想する声が出ている。
予想レンジはドル/円が133━138円、ユーロ/ドルが0.99―1.03ドル。
ここ数週間、ドルは激しい値動きが続いている。8月第1週はペロシ米下院議長の台湾訪問で130円台へ下落した後、予想を上回る雇用統計などで135円台へ上昇。第2週は7月消費者物価指数(CPI)の下振れなどで、週末にかけて131円台へ水準を切り下げた。
第3週は夏休みで取引量が減少気味となる中、中国経済指標の下振れで豪ドルが売られる一方、ドルの底堅さが目立つ形となり、132円台から136円台へじり高で7月末以来の高値をつけた。
ドルと平仄(ひょうそく)を合わせて、大きく上下動しているのが国債金利だ。日々の値動きが完全に一致しているわけではもちろんないが、10年債利回りは第1週に2.51%付近から2.86%付近へ上昇し、2週目に2.67%付近へ低下。3週目には2.91%付近と7月末以来の高水準へ到達し、節目となる3%台を再びうかがう動きとなっている。
米金利先物市場が織り込む9月の利上げ確率は現在、0.5%の引き上げが6割、0.75%が4割。CPI発表前はほぼ逆で0.5%が3割、0.75%が7割だった。今月のドルはここまで、まさに「利上げ見通しと国債金利に一喜一憂する展開」(外銀)だったと言える。
9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、こうした展開が大きく変化する予兆はあまりない。実際、市場参加者の当面の最大の注目点は、カンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで25─27日に開催する毎年恒例の経済シンポジウムで、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日午前10時(日本時間午後11時)から、経済見通しについて講演する。
みずほ証券チーフ為替ストラテジストの山本雅文氏も、経済指標やFRB高官らの発言で当面は上下に振れる展開が続くと予想している。「良好な経済指標とタカ派的なFRB高官の発言が重なれば137円台への上昇も、指標の下振れと利上げペース鈍化を強調する発言が重なれば133円台もあり得る」という。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
米インフレ抑制法に盛り込まれた商用電気自動車(EV)購入に対する新たな税額控除制度が来年1月1日から始まる。大型商用EVなら1台当たり最大4万ドル、小型商用EVでも最大7500ドルの控除が適用され、宅配サービスをはじめとする輸送業界にクリーンビークル(バッテリー式EVとプラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCVの総称)への切り替えを促す狙いだ。
[6日 ロイター] - 主要7カ国(G7)がロシア産石油の価格上限を導入したことを受け、ロシアは国際的な石油販売価格の下限を設定することを検討している。ブルームバーグ・ニュースが6日報じた。
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)がクラブ売却などの検討を始めたことを受け、英富豪のジム・ラトクリフ氏が買収に名乗りを上げると、英紙テレグラフ・スポーツが23日伝えた。
[ロンドン 9日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのアナリストは、ドル/円の見通しを上方修正した。「米利上げサイクルが当初の予想よりも持続する」との見方を反映した。