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概要:かっこ (TYO:4166) は12日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)決算を発表した。 売上高が前年同期比14.6%増の5.16億円、営業利益が同8.0%減の0.87億円、経常利益が
かっこ (TYO:4166) は12日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)決算を発表した。
売上高が前年同期比14.6%増の5.16億円、営業利益が同8.0%減の0.87億円、経常利益が同1.6%減の0.88億円、四半期純利益が同2.3%減の0.60億円となった。
同社によると、不正注文検知サービス「O-PLUX」のアーキテクチャ刷新の減価償却の影響で前期累計比では利益となっているものの、それを除けば利益率・利益額とも前期比を大きく超過。
今後のアーキテクチャ刷新による原価抑制効果により更なる利益改善を見込むとしている。
同社は「未来のゲームチェンジャーの「まずやってみよう」をカタチに」という経営ビジョンを掲げ、同社の有するセキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援する「SaaS型アルゴリズム提供事業」を展開してきた。
不正検知サービスにおいては、不正注文検知サービス「O-PLUX」について、上限額なしでクレジットカードの不正利用被害を補償する「O-PLUX Premium Plus(出荷判断代行サービス)」及び月額4,000円から利用可能な不正注文検知サービス「不正チェッカー」の販売拡大を進めるとともに、ECパッケージ・ショッピングカートとのシステム連携、カード会社とのパートナー契約締結等、アライアンスの推進に努め、新規顧客の増加及び既存顧客の持続的な成長により、当第2四半期累計期間の「O-PLUX」のストック収益額(定額課金である月額料金と審査件数に応じた従量課金である審査料金の合計額。
「不正チェッカー」を含む。
)は前年同期比9.7%増の3.73億円に拡大した。
また、不正アクセス検知サービス「O-MOTION」について、引き続きサービスの拡充を図るとともに、新たにEC構築パッケージシステムとの連携をする等、多分野での販路開拓に取り組んだ。
決済コンサルティングサービスにおいては、システム開発案件の受注獲得に努め、また、データサイエンスサービスにおいては、データ分析案件の受注獲得に努めてきた。
2022年12月期通期については、売上高は前期比15.9%増の11.02億円、営業利益は同7.1%増の1.91億円、経常利益は同14.5%増の1.95億円、当期純利益は同14.3%増の1.37億円とする期初計画を据え置いている。
また、東南アジアの市場把握及び潜在顧客/パートナーへのインタビュー調査が完了した。
続いて、現地でのユースケース創出に向けてサービステスト導入を行う企業を開拓中としている。
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