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概要:12日の米国長期債相場は強含み。 この日発表された米ミシガン大学の8月消費者信頼感指数(速報値)は、55.1と市場予想を上回り、7月の51.1から上昇。 この結果を受けて2年債利回りや長期債利回りは一
12日の米国長期債相場は強含み。
この日発表された米ミシガン大学の8月消費者信頼感指数(速報値)は、55.1と市場予想を上回り、7月の51.1から上昇。
この結果を受けて2年債利回りや長期債利回りは一時反発したが、利上げ継続によるインフレ抑制の思惑は後退していないため、10年債と30年債の利回り水準は取引終盤にかけて低下した。
市場参加者の間では、7月の生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)の上昇率が鈍化したため、インフレはピークをつけた可能性があるとの見方が増えているようだ。
2年−10年などでイールドカーブはフラットニング。
CMEのFedWatchによると、12日時点で9月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%となる確率は58%程度。
2022年12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以上となる確率は62%程度。
10年債利回りはアジア市場で2.904%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて2.831%近辺まで低下した。
イールドカーブは、フラットニング気配。
2年−10年は-40.50bp近辺、2−30年は-12.60bp近辺で引けた。
2年債利回りは3.24%(前日比:+2bp)、10年債利回りは2.83%(前日比-6bp)、30年債利回りは、3.11%(前日比:-6bp)で取引を終えた。
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