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概要:トヨクモ (TYO:4058)は10日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)決算を発表した。 売上高が9.07億円、営業利益が前年同期比39.2%増の4.03億円、経常利益が同38.8%増
トヨクモ (TYO:4058)は10日、2022年12月期第2四半期(22年1月-6月)決算を発表した。
売上高が9.07億円、営業利益が前年同期比39.2%増の4.03億円、経常利益が同38.8%増の4.03億円、四半期純利益が同37.7%増の2.77億円となった。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2022年12月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
そのため、2022年12月期第2四半期の売上高は対前年同四半期増減率を記載していない。
同社が提供する安否確認サービスは、災害時に従業員等の安否確認を自動で行うクラウドサービスであり、地震をはじめ、津波や特別警報などにも連動して自動で安否確認を送信する。
利用者が回答した最新の情報を、管理者権限を持つユーザーが、リアルタイムで確認することができる。
第2四半期累計期間は交通広告、インターネット広告、展示会への出展等を通じて、サービスの知名度向上に努めた。
また、他社システムとの連携も強化しており、2022年5月にはフリー (TYO:4478)が提供する「freee人事労務」、2022年6月にはマネーフォワードiが提供する「マネーフォワード IT管理クラウド」との連携を開始した。
kintone連携サービスは、サイボウズ (TYO:4776)が提供する「kintone」と連携することで、より便利に「kintone」を利用するためのクラウドサービスとなっている。
「kintone」内にある情報を参照した帳票の作成やWebフォームの作成など、用途に応じた6つのサービスを提供している。
2022年12月期はサービス間の連携に注力しており、その一環として「Toyokumo kintoneApp認証」という機能を「フォームブリッジ」と「kViewer」に追加した。
この機能は、従来「kintone」での情報共有が困難だった外部の顧客や会員に対して、メールアドレスさえあれば手軽かつ安価に情報共有・コミュニケーションを可能にする機能となっている。
さらに2022年6月には「Toyokumo kintoneApp認証」のメンテナンスを自動化する機能を追加した。
そして、2022年4月にはプリントクリエイター、2022年5月にはフォームブリッジが2,000契約を突破した。
トヨクモ スケジューラーは、従来のグループスケジューラーがもつ社内の日程調整に加えて、社外の人との日程調整もできる新しいコンセプトのスケジューラーとなっている。
予定を作成する際、サイボウズの提供する「kintone」「cybozu.com」と連携することで手入力の手間を省いたり、WebミーティングのURLをワンクリックで発行したりすることが可能である。
第2四半期累計期間は、インターネット広告、展示会への出展等を通じて知名度向上に努めた。
2022年12月期通期の業績予想については、売上高が18.90億円、営業利益が同26.6%増の5.30億円、経常利益が同25.7%増の5.30億円、当期純利益が同25.5%増の3.60億円とする期初計画を据え置いている。
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