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概要:(13時50分現在)S&P500先物 4,217.80(+7.6)ナスダック100先物 13,417.90(+39.6)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70
(13時50分現在)
S&P500先物 4,217.80(+7.6)
ナスダック100先物 13,417.90(+39.6)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル高。
原油相場は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
10日の主要3指数は大幅高。
序盤から買い優勢で上げ幅を拡大し、ダウは535ドル高の33309ドルとほぼ高値で取引を終えた。
この日注目された消費者物価指数(CPI)は前年比+8.5%と、前回と市場予想を下回った。
それを受け、インフレのピークアウトで連邦準備制度理事会(FRB)が引き締めを弱めるとの思惑から幅広い買いが相場をけん引。
特に、長期金利の低下によりハイテク株が買われ、ナスダックを大きく押し上げた。
本日は上げ渋りか。
今晩発表の生産者物価指数(PPI)は前回よりも弱い内容と見込まれ、前日に続きインフレの伸びの鈍化が鮮明になれば金融引き締め後退への期待感から幅広い買いが続くだろう。
ただ、新規失業保険申請件数はこのところ予想よりも弱い内容が続いており、リセッションが警戒され一段の買いを抑制しよう。
一方、中国軍は台湾周辺での演習をいったん終えたが、圧力を強める方針で地政学リスクが意識されやすい。
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