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概要:[10日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は10日、アイオワ州デモインのドレイク大学で開かれたイベントで、7月の消費者物価指数(CPI)がインフレ加速を示さず、連邦準備理事会(FRB)が
[10日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は10日、アイオワ州デモインのドレイク大学で開かれたイベントで、7月の消費者物価指数(CPI)がインフレ加速を示さず、連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに着手して以来、インフレに関して初めて「ポジティブな」数値になったと述べた。
ただ、インフレ率はなお「受け入れがたいほど」高水準とし、FRBには引き続き利上げが必要で、政策金利を年末までに3.25%─3.5%、来年末までに3.75%─4%に引き上げる可能性があるとした。
その上で「インフレが予想以上に手に負えなくなれば、(FRBは)一段と制限的になるよう方向転換できる」と指摘。ただ「状況が急速に改善すれば、これほど金利を引き上げることはできない」と述べた。
物価については、FRBがインフレ指標として注目する個人消費支出(PCE)価格指数は来年には2.5%近辺に低下すると予想。ただそれでもFRBが目標とする2%には達しないと述べた。
また、好調だった7月の雇用統計は必ずしも物価上昇を示唆しているわけではないとしながらも、一段のデータが必要との考えを示した。
政策金利は現在2.25─2.5%。エバンズ総裁は9月の利上げ幅縮小を支持するかについては明確に示さなかったものの、年末までに3.25%─3.5%とするには、向こう4カ月で必要な利上げ幅は1%ポイントにとどまる。
一方、市場では23年中盤に政策金利が3.75%に達した後は、利下げが実施されるとの見方が出ているため、エバンズ総裁が示した来年末時点の政策金利予想は市場よりもタカ派的となる。
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