简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[5日 ロイター] - <為替> 米雇用統計が予想以上に力強く連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの観測から、ドルが全面高となった。中でも円に対し大きく上昇し、1日の上昇率としては6月
[5日 ロイター] - <為替> 米雇用統計が予想以上に力強く連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの観測から、ドルが全面高となった。中でも円に対し大きく上昇し、1日の上昇率としては6月半ば以来の大きさとなった。
労働省発表の7月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比52万8000人増と予想を大きく上回り、失業率も3.5%に低下した。
これを受け主要6通貨に対するドル指数は急伸。終盤の取引で0.8%高の106.57。週初からは約0.6%上昇した。
ドルは対円で1.5%高の134.99円。週初からは1.3%上昇した。
英ポンドは0.8%安の1.2066ドル。イングランド銀行(英中央銀行)は前日、政策金利を0.5%ポイント引き上げ1.75%とすると同時に、今年第4・四半期にリセッション(景気後退)入りするとの予想を示した。
ユーロは0.7%安の1.0178ドル。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.2%高の2万2886.45ドル。
<債券> 国債利回りが急伸した。雇用統計が予想以上に好調だったことで、連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に向け積極的な利上げを継続するとの観測が高まった。
2年債から30年債にわたり、利回りは10─22ベーシスポイント(bp)上昇した。
FRBが9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%ポイントの利上げを実施するとの観測が織り込まれたことを背景に、2年債と10年債の利回り格差はマイナス45bpに拡大。長短の国債利回りが逆転する「逆イールド」の幅は2000年8月以来の水準に拡大した。
終盤の取引で10年債利回りは15bp上昇の2.8287%。週初からは18bp上昇。週間の上昇幅としては1カ月ぶり大きさとなった。
30年債利回りは約10bp上昇の3.0605%。一時は3.106%と、2週間ぶりの高水準を付けた。
2年債利回りは20.7bp上昇の3.2442%。一時は3.25%と、2週間ぶりの高水準を付けた。週初からは34bp上昇。週間の上昇幅としては約2カ月ぶり大きさとなった。
<株式> S&P総合500種が下落して取引を終えた。好調な米雇用統計を受け、連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの懸念が再燃し、米電気自動車(EV)大手・テスラなどハイテク株が売られた。
テスラが6.6%安となり、S&P500およびナスダック総合を押し下げた。フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズが2%、アマゾン・ドット・コムが1.2%それぞれ下落し指数の重しとなった。
9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%ポイントの利上げが実施されるとの見方から米債利回りが上昇。JPモルガンが3%高になるなど銀行株の追い風となり、ダウ工業株30種はプラス圏を維持した。
週間ではS&P500が0.4%高、ダウが0.1%安、ナスダックが2.2%高となった。
個別銘柄では、米配車大手・リフトが約17%高。4日発表した第2・四半期決算は、調整後の営業利益が過去最高に達した。また、2024年の調整後営業利益が10億ドルに達するとの見通しを示した。
<金先物> 好調だった米雇用統計を背景に米金利が上昇したことを嫌気して、反落した。12月物の清算値(終値に相当)は前日比15.70ドル(0.87%)安の1オンス= 1791.20ドルとなった。
米雇用統計を受けて、米景気先行き懸念が後退、米連邦準備制度理事会(FRB)が 積極的なペースでの利上げを継続しやすくなるとの見方が広がり、長期金利が急上昇。金 利を生まない資産である金は売りにさらされた。また、前日に1カ月ぶりの高値を付けた 反動から利益確定の売りも出やすかった。外国為替市場では対ユーロでドル高が先行。ドル建てで取引される商品の割高感につながり、原油が売られた面もあった。
<米原油先物> ドル上昇に伴う割高感からの売りが一巡後、押し目買いが入り、3日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は前日比0.47ドル(0.53%)高の1バレル=89.01ドル。週間では9.61ドル(9.74%)安となった。10月物は0.52ドル高の88.08ドル。
雇用統計を受けて外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される原油の割高感が強まり、相場は売りに押され、一時87.01ドルと、ロシアのウクライナ侵攻以前の安値水準まで下落した。その後は押し目買いや堅調な米雇用情勢を支援材料とした買いが朝方の下げ幅を一掃し、90.76ドルまで上昇。取引終盤では週末要因から利益確定の売りが出て、90ドルを再び割り込むなど、上下に荒い値動きとなった。
ドル/円 NY終値 134.97/135.00
始値 133.12
高値 135.49
安値 133.05
ユーロ/ドル NY終値 1.0181/1.0185
始値 1.0234
高値 1.0238
安値 1.0143
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 96*09.00 3.0662%
前営業日終値 98*10.00 2.9610%
10年債(指標銘柄) 17時05分 100*13.00 2.8268%
前営業日終値 101*22.50 2.6760%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*01.50 2.9572%
前営業日終値 99*28.25 2.7750%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*18.00 3.2298%
前営業日終値 99*29.75 3.0370%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 32803.47 +76.65 +0.23
前営業日終値 32726.82
ナスダック総合 12657.56 -63.03 -0.50
前営業日終値 12720.58
S&P総合500種 4145.19 -6.75 -0.16
前営業日終値 4151.94
COMEX金 12月限 1791.2 ‐15.7
前営業日終値 1806.9
COMEX銀 9月限 1984.2 ‐28.0
前営業日終値 2012.2
北海ブレント 10月限 94.92 +0.80
前営業日終値 94.12
米WTI先物 9月限 89.01 +0.47
前営業日終値 88.54
CRB商品指数 281.0384 ‐0.1729
前営業日終値 281.2113
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。