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概要:[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツ高級車メーカーのBMWは3日、通期の販売台数が減少するとの見通しを示した。下半期はインフレ、ガス不足のリスク、足元の供給制約で課題に直面するとしている。 自動
[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツ高級車メーカーのBMWは3日、通期の販売台数が減少するとの見通しを示した。下半期はインフレ、ガス不足のリスク、足元の供給制約で課題に直面するとしている。
自動車部門の利益率予想は7─9%で据え置いた。
値上げと中古車市場の好調な需要が販売減少の影響を一部相殺するとの見方も示した。
ただ対ロシア制裁の強化、ガス供給の中断、ウクライナ戦争拡大のリスクは予測に反映していないという。
第2・四半期は、売上高が増加したにもかかわらず、支払利息・税金控除前利益(EBIT)が31%減の34億ユーロ(34億6000万ドル)となった。リフィニティブがまとめた市場予想の31億3000万ユーロは上回った。
中国の華晨汽車集団との合弁会社の出資比率を50%から75%に引き上げたことを受けて、上半期の売上高は増加したが、第2・四半期の利益は減少した。
自動車部門の利益率は8.2%で、前年同期の15.8%から低下した。
同社は今年の販売が過去最高だった昨年の252万台をやや下回るとの見通しを示した。従来は昨年並みの販売を予想していた。第2・四半期の販売は約20%減少した。
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