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概要:■今期は先行投資に軸足、営業利益は小幅赤字だが来期展望の相場に シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は8月1日の後場、3730円(70円高)で始まり、取引時間中の年初来
■今期は先行投資に軸足、営業利益は小幅赤字だが来期展望の相場に
シナネンホールディングス(シナネンHD)<8132>(東証プライム)は8月1日の後場、3730円(70円高)で始まり、取引時間中の年初来高値を5日連続更新している。29日の15時に発表した第1四半期連結決算(2022年4~6月)の売上高が前年同期比44%増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は同4.3倍となったことなどが好感されており、日々小幅だがジリジリ上値を追う相場となっている。
売上高については、原油価格などの高騰にともなう販売単価の上昇により拡大し、価格転嫁が順調な様子となった。営業利益は0.5億円の赤字だったが、中期計画に基づくIT関連投資などの先行投資の積極化により期初から横ばい圏を予定するため、受け止め方は平穏な様子。純利益には固定資産売却益が加わった。今期は第2次中期経営計画の最終年度になり、来期以降、先行投資の成果が発現する期待が株価のジリ高傾向に示されてきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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