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概要:ダウ平均は315.50ドル高の32,845.13ドル、ナスダックは228.09ポイント高の12,390.69で取引を終了した。 連邦準備制度理事会(FRB)が注目しているインフレや期待インフレ指標の上
ダウ平均は315.50ドル高の32,845.13ドル、ナスダックは228.09ポイント高の12,390.69で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)が注目しているインフレや期待インフレ指標の上昇を警戒し、寄り付き後に小幅下落。
しかし、前日引け後に発表されたオンライン小売のアマゾン(AMZN)や携帯端末アップル(AAPL)の好決算を受けてハイテクセクターが強く、相場全体を押し上げ終日堅調に推移した。
金利の低下も支援し、主要株価指数は上げ幅を拡大して終了。
セクタ—別では小売、自動車・自動車部品が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落した。
エネルギー会社のエクソン(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は第2四半期決算で原油やガス価格の上昇が奏功し、四半期としては純利益が過去最高を記録したため、それぞれ買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で内容が予想を上回ったほか、クック最高経営責任者(CEO)が成長加速見通しを示し、上昇。
消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は第2四半期決算の強弱まちまちな内容や、商品コストの上昇継続が引き続き問題になると悲観的な見通しが嫌気され、売られた。
半導体メーカーのインテル(INTC)は第2四半期決算の調整後1株利益が予想に満たず大幅安。
また、動画配信のロク(ROKU)も第2四半期決算で広告収入の低迷が明らかになったほか、景気後退による消費者への脅威がビジネスに影響すると悲観的な見通しを示し、下落した。
アトランタ連銀のボスティック総裁は、米国経済が景気後退入りしたとは考えておらず、インフレ抑制のためまだすべきことがあると、追加利上げを示唆した。
(Horiko Capital Management LLC)
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