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概要:日本の対外及び対内証券売買契約等の状況(中長期債投資)が28日に財務省より発表され、対外中長期債投資は前回値のマイナス9,102億円から回復し1,079億円で着地しました。
日本の対外及び対内証券売買契約等の状況(中長期債投資)が28日に財務省より発表され、対外中長期債投資は前回値のマイナス9,102億円から回復し1,079億円で着地しました。9週振りの買い越しでした。一方、対内中長期債投資は前回値の1兆7,532億円からマイナス156億円に転落。5週振りの売り越しとなりました。
本日のアジア時間序盤では、米ドル円は往って来い相場となっています。昨日高値の137.446から136.047まで130pipsほど下落。その後反発しています。4時間足では上値を右肩下がりで切り下げているため、200SMAを割り込み下落するのか、警戒したいところです。
また、昨日の米・FOMCでは政策金利を2会合連続で0.75%引き上げ、2.25-2.50%となりましたが、パウエルFRB議長の記者会見と同時に下落し、米ドル円は4時間足200SMAの水準に逆戻りしています。
パウエルFRB議長の記者会見では、現在の景気は堅調だとした上で「次回会合でも大幅利上げを行う可能性はある」としつつも、利上げ幅は経済データ次第とし、過度の利上げ観測をけん制しました。また、FOMCの声明文では「インフレ率を2%に戻すことに強くコミットしている」と記され、改めてインフレ抑制に注力する姿勢が示されました。
米ドルの方向性について、まずはFOMC明けの値動きを注視しつつ、本日発表される米・第2四半期GDPの速報値に注目しましょう。
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