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概要:[東京 27日 ロイター] - ファナックは27日、23年3月期の連結営業利益予想を前期比8.3%増の1984億円へと引き上げた。従来予想の1973億円から0.6%の小幅上方修正。連結売上高見通しは、
[東京 27日 ロイター] - ファナックは27日、23年3月期の連結営業利益予想を前期比8.3%増の1984億円へと引き上げた。従来予想の1973億円から0.6%の小幅上方修正。連結売上高見通しは、前回予想とほぼ同水準の8257億円とした。顧客の設備投資意欲は旺盛でロボット需要は強いものの、半導体不足や中国の都市封鎖(ロックダウン)の影響による部品の供給制約が業績の足かせとなっている。
山口賢治社長は決算会見で「受注残を見ると、もっと売り上げが伸びてもいいが、部品調達の制約がなかなか改善しない」と述べた。
22年4―6月期の連結売上高は前年同期比14.2%増の2115億円、受注高は2340億円で、いずれも四半期で過去最高となった。電気自動車(EV)関連需要などが、米中で増加し、主力のロボット事業が売り上げを押し上げた。一部米国の自動車関係で、大口の商談が成立したため、受注が膨らんだが、今後もEVへの投資が継続するとして「ある程度高い水準での受注獲得を狙っていく」(山口社長)との考えを示した。
四半期売上高が過去最高を更新する一方で、営業利益は4.4%減の497億円となった。物流費上昇や部品不足による価格上昇で、前年同期に28.1%あった営業利益率は23.5%と低迷している。山口社長は、半導体不足について「調達状況は、以前より改善している面もあるが、全般的にはそれほど変わっていない」とした上で、「価格転嫁してもらえるよう交渉を続ける」と述べた。
IBESがまとめたアナリスト22人のコンセンサス予想では、23年3月期通期の連結営業利益の平均値は2135億円となっている。
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