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概要:[上海 22日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が22日発表したデータによると、外国人投資家の中国債券保有高が5カ月連続で減少した。 中国銀行間債券市場で取引されている人民元建て債券の外国人
[上海 22日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が22日発表したデータによると、外国人投資家の中国債券保有高が5カ月連続で減少した。
中国銀行間債券市場で取引されている人民元建て債券の外国人保有額は6月末時点で3兆5700億元(5275億ドル)。5月末時点は3兆6600億元だった。
中国中央国債登記結算(CCDC)のデータによると、海外機関投資家は6月に中国国債を559億元売り越した。売り越しは5カ月連続で5月の142億元から拡大した。
金融政策の違いからイールドプレミアムが消滅する中、海外からの資金流出が2月以降続いている。地政学的な緊張の高まりや国内の新型コロナウイルス感染拡大も投資意欲の減退につながっている。
期間10年の中国国債利回りは現在、米国債利回りを約12ベーシスポイント(bp)下回る水準。昨年末には130bp近く上回っていた。
INGの中国担当エコノミスト、アイリス・パン氏は、未完成住宅を巡る購入者の融資返済拒否といった不動産市場のさらなる混乱で、外国人投資家の信頼感が一段と損なわれる可能性があると指摘。
その上で、中国の財政状況は他の主要国よりも健全で、世界的な景気先行き不透明感がある中、資金流出ペースは鈍化し人民元は今年の下落分の一部を回復するとの見方を示した。
人民銀のデータによると、中国債券の外国人保有額は2019年から21年にかけて3倍以上に増えたが、依然として比較的小さく、銀行間債券市場に占める割合は2.9%にとどまる。保有する債券は国債や、国有の政策銀行が発行する債券が中心となっている。
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