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概要:日銀が7月の金融政策を21日正午に発表し、短期金利を0.10%、長期金利をゼロ%程度で推移するよう上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う、従来と変わらない政策が維持されることが分かりました。
日銀が7月の金融政策を21日正午に発表し、短期金利を0.10%、長期金利をゼロ%程度で推移するよう上限を設けず必要な金額の長期国債の買入れを行う、従来と変わらない政策が維持されることが分かりました。
連続指値オペに関しては、10年物国債金利を0.25%の利回りで指値オペを毎営業日実施する方針となりました。また、資産買い入れ方針は、ETFとJ-REITをそれぞれ年間約12兆円、必要に応じて買入れを行うとのことです。
あくまで2%の「物価安定の目標」の実現を最重要項目とし、マネタリーベースは消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年比上昇率が2%を超えるまで、現状維持を継続するスタンスとなりました。
日銀の発表後、クロス円は大きく乱高下し、米ドル円は137.980-138.512の間で変動しました。時間足では75MAを下抜けての下落となりましたが、4時間足では依然20MAより上位に位置しています。日足ベースでもRSIが70手前の63となっており、上昇余力が残っています。このあと行われる黒田日銀総裁の記者会見により方向性が明確になるのか、慎重に静観しましょう。
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