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概要:中国人民銀行(中央銀行)が20日午前に発表した7月の貸出基礎金利は、それぞれ5年物を4.45%、1年物を3.70%とし、両者とも前月から据え置かれ、市場予想と一致しました。
中国人民銀行(中央銀行)が20日午前に発表した7月の貸出基礎金利は、それぞれ5年物を4.45%、1年物を3.70%とし、両者とも前月から据え置かれ、市場予想と一致しました。なお5年物貸出金利は住宅ローン金利に影響しますが、今回引き下げずに据え置かれたことで、中国経済の不安度が軽減されました。5月の大幅利下げから、一服した印象となりました。
発表後、人民元円は一時的に下落し20.442まで落ち込みましたが、その後回復。現在は20.471付近で推移しています。テクニカル面では、人民元円は4時間足上昇チャネル上限の20.631から下落しており、ボリンジャーバンドのプラス2σで跳ね返されて下伸しているため、このまま上昇チャネル下限の20.214まで下落するのか注視が必要です。なお20.214ラインは4時間足200SMAとも重なるため、この後欧州時間から米国時間にかけて値動きが大きくなるのか注目しましょう。
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