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概要:[19日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループが19日発表した第4・四半期(4─6月)の鉄鉱石生産量は予想を下回った。労働市場の逼迫、サプライチェーン(供給網)やインフレ圧力の問題が2023年度を
[19日 ロイター] - 豪資源大手BHPグループが19日発表した第4・四半期(4─6月)の鉄鉱石生産量は予想を下回った。労働市場の逼迫、サプライチェーン(供給網)やインフレ圧力の問題が2023年度を通じて続くとの見通しも示した。
マイク・ヘンリー最高経営責任者(CEO)は「ウクライナで続く紛争や欧州のエネルギー危機、各国の引き締め政策により、向こう1年で世界経済は全体として減速する見通しだ」と述べた。
第4・四半期の西オーストラリア州の鉄鉱石生産量は7170万トン。コンセンサス予想は7600万トン、前年同期は7280万トンだった。
23年度の生産量予想(2億7800万─2億9000万トン)の中央値は、今年度の生産量(2億8280万トン)を小幅に上回った。
今年度の生産量は自社予想の2億7800万─2億8800万トンと合致した。
豪クイーンズランド州の原料炭生産量は第4・四半期に約9%減少。州政府によるロイヤルティー引き上げなどが影響した。
三井物産との原料炭合弁事業BHP三井コール(BMC)の権益80%を豪スタンモア・リソーシズに売却する手続きも5月に完了した。
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