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概要:イギリスの6月雇用統計が19日に発表され、HMRC雇用者数増減は3.1万件となりました。ILO基準の失業率は3.8%となり、市場予想の3.9%から0.1ポイント改善し、前回値と一致しました。
イギリスの6月雇用統計が19日に発表され、HMRC雇用者数増減は3.1万件となりました。ILO基準の失業率は3.8%となり、市場予想の3.9%から0.1ポイント改善し、前回値と一致しました。ただ、4月の3.7%からは悪化しました。失業保険申請者数は、前回値のマイナス1.97万件からマイナス2.00万件となりました。
発表と同時にポンドは一時的に対円で弱含みましたが、すぐに回復。ポンド円は164.724から165.088まで上昇となりました。米ドル円が下落傾向にある中、ポンド円の上昇が見られ、ポンドの力強さが伺えます。
ポンド米ドルは昨日170pipsほどの上昇となりましたが、本日も上昇基調を継続しており、現在は1.1976付近で推移しています。テクニカル面では、ポンド米ドルは4時間足75MAに上値を抑えられての下落が継続していましたが、昨日の上昇により75MAを突破。
時間足では200SMAが下値サポートとして機能しています。
このままポンドの上昇が見られた場合、次のターゲットとして4時間足200EMAの1.2140ラインまで上伸するのか注視したいところです。なお明後日にはECB政策金利発表を控えているため、欧州通貨の対米ドルでの強弱性に警戒しましょう。
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