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概要:日産東京販売ホールディングス<8291>(東証プライム)が、15日に2円高の276円と連日の年初来高値と買い進まれる場面が見られている。 ■新型軽自動車「日産サクラ」の販売好調、ゲームチェンジャーの呼
日産東京販売ホールディングス<8291>(東証プライム)が、15日に2円高の276円と連日の年初来高値と買い進まれる場面が見られている。
■新型軽自動車「日産サクラ」の販売好調、ゲームチェンジャーの呼び声高い
6月16日に発売が開始された新型軽自動車「日産サクラ」の販売好調が手掛かり材料だ。同28日時点で受注は約1万7000台に達したという。日産自動車<7201>(東証プライム)では、「日産サクラ」の年間の販売目標は明らかにしていないが、ガソリン車の軽自動車「デイズ」並みの5万台と見られ、「軽自動車のゲームチェンジャー」との呼び声高く市場の関心を集めつつある。
日常使いを考えた20kWhバッテリーで、8時間ほどでフル充電が可能、満充電時の航続距離は約180km(WLTCモード)というから、近所の買い物や通勤などに適している。価格は233万3100円からで、国の補助金55万円、エコカー減税1万5600円に加え、別途自治体による補助金による優遇を受けられることも魅力のようだ。
同社は、前期の7月に、さらなる経営のスピード化と生産性の向上を進めるべく3つの日産販売会社を統合し、自動車業界における変革が急速に進む中で持続的な成長を果たすための体制を整え、前期に発売した新型のEV「アリア」に加え、今回の新型軽自動車の「サクラ」を発売で、EVのラインナップを一層充実させた感があり、マーケットシェアおよび収益の拡大が現実味を帯びてきた。
■今期中に新中期経営計画を公表する予定
日産東京販売ホールディングスの足元の業績は、今2023年3月期売上高1400億円(前期比1.2%増)、営業利益45億円(同2.1%増)、経常利益42億円(同0.3%増)、純利益22億円(同4.7%増)を見込む。年間配当は10円(中間配当5円、期末5円)の2円増配を予定しているが、現在、新たな中期経営計画の策定を進め、当期中に公表する予定となっており、8月8日に予定される第1四半期決算の発表時に14年3月期の営業最高益64億3000万円を目指すような新中期計画が公表されれば、インパクトを与えそうだ。
■21年4月高値285円を突破し上昇に弾みつくか
株価は、2017年5月高値485円から20年3月安値176円まで300円を超える調整。22年3月9日安値205円と売り直されて上昇している。今期予想PER8倍台・PBR0.39倍と割安感があり、上値抵抗線の21年4月高値285円を突破し上昇に弾みがつくか市場の関心を集めそうだ。(信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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