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概要:[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は27%減益となった。市場のボラティリティー上昇を受けてトレーディング収益が大幅増となり、投資銀行部門の不
[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は27%減益となった。市場のボラティリティー上昇を受けてトレーディング収益が大幅増となり、投資銀行部門の不振を相殺したことで、減益幅は市場予想より小幅にとどまった。これを受けて株価は12%超上昇した。
第2・四半期の利益は45億ドル(1株当たり2.19ドル)。前年同期の62億ドル(1株当たり2.85ドル)から減少した。
リフィニティブによると、一時的項目を除く1株当たり利益は2.30ドルとなり、アナリストの予想平均1.68ドルを上回った。
減益の一因は、貸し倒れ引当金が3億7500万ドル増加したことにある。前年同期は景気回復により引当金24億ドルを戻し入れていた。
引当金の増額により全体の与信費用は13億ドルに増加した。
中核となるトレジャリー・アンド・トレードソリューションズ(TTS)事業の収益は33%増の30億ドルに達し、過去10年で最高の業績を上げた。純利息収入や手数料収入が伸びた。
投資家やアナリストは、シティの再建を目指すジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)の計画がようやく結実したことを示す兆候だと評価した。
商品市場と外国為替市場の変動により、市場部門の収益は25%増の53億ドルに達した。
投資銀行部門の収益は46%減の8億0500万ドル。引受手数料や助言手数料が激減した。
第2・四半期のロシア向けエクスポージャーは84億ドル。シティはロシアにおける個人向けおよび商業銀行業務からの撤退を検討していると述べた。
基礎的な業績は好調だったものの、マーク・メーソン最高財務責任者(CFO)は自社株買いの一時中止を表明した。経済への脅威と、規制面から自己資本比率を高める必要があるためとした。
自社株買い中止はアナリストの予想通りだった。
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