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概要:韓国の6月輸出上昇率と輸入上昇率が15日に発表され、輸出上昇率は前回値の21.3%から下振れ5.2%となり、輸入上昇率は前回値の32.0%から半減し19.4%で着地しました。
韓国の6月輸出上昇率と輸入上昇率が15日に発表され、輸出上昇率は前回値の21.3%から下振れ5.2%となり、輸入上昇率は前回値の32.0%から半減し19.4%で着地しました。6月貿易収支の改定値は、前回値のマイナス17.1億ドルからマイナス幅を拡大し、マイナス25.8億ドルとなりました。
韓国は今週13日に政策金利を2.25%に0.5ポイント引き上げたばかりでしたが、世界的なエネルギー価格の高騰が影響し、輸入額が膨らみ貿易収支に響きました。
韓国ウォンは対米ドルで反落し、米ドルウォンは1,316.96から1,323.38まで上昇しています。ドルインデックスが108台後半を維持しており、昨日米国のウォラーFRB理事が次回FOMCについて「75ベーシスポイントの利上げを支持しており、より大幅な利上げに傾く可能性もある」と発言したことから、1%利上げを織り込む市場関係者が多くなり、米ドルが強含んでいます。
米ドルウォンはこのまま上昇が継続した場合、直近高値の1,329.20まで値が伸びるのか注目したいところです。
なお対円では、本日のアジア時間序盤で急落しており、ウォン円は現在0.1048付近で下落を継続させています。本日は日本円が買い戻されているので、ウォン円が直近安値の0.1047を下抜けるのか注視が必要です。
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