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概要:[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は27%減益となった。市場のボラティリティー上昇を受けてトレーディング収益が大幅増となり、投資銀行部門の不振を相殺したことで、減益幅は市場予想より小幅にとどまった。
米金融大手シティグループが発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は27%減益となった。2009年5月撮影(2022年 ロイター/John Gress)
[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は27%減益となった。市場のボラティリティー上昇を受けてトレーディング収益が大幅増となり、投資銀行部門の不振を相殺したことで、減益幅は市場予想より小幅にとどまった。
第2・四半期の利益は45億ドル(1株当たり2.19ドル)。前年同期の62億ドル(1株当たり2.85ドル)から減少した。
リフィニティブによると、一時的項目を除く1株当たり利益は2.30ドルとなり、アナリストの予想平均1.68ドルを上回った。
商品市場と外国為替市場の変動により、市場部門の収益は25%増の53億ドルに達した。
投資銀行部門の収益は46%減の8億0500万ドル。引受手数料や助言手数料が激減した。
トレジャリー・アンド・トレードソリューションズ事業の収益は33%増の30億ドルに達した。純利息収入や手数料収入が伸びた。
第2・四半期のロシア向けエクスポージャーは84億ドル。シティはロシアにおける個人向けおよび商業銀行業務からの撤退を検討していると述べた。
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