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概要:[13日 ロイター] - ブルームバーグは13日、欧州委員会が今年と来年のユーロ圏インフレ率見通しを記録的な水準に引き上げ、国内総生産(GDP)予想を下方修正すると報じた。ロシアのウクライナ侵攻、物価高騰による需要減退、冬場のエネルギー不足のリスクを踏まえたという。
ブルームバーグは13日、欧州委員会が今年と来年のユーロ圏インフレ率見通しを記録的な水準に引き上げ、国内総生産(GDP)予想を下方修正すると報じた。写真は6月7日、フランスのニースで撮影(2022年 ロイター/Eric Gaillard)
[13日 ロイター] - ブルームバーグは13日、欧州委員会が今年と来年のユーロ圏インフレ率見通しを記録的な水準に引き上げ、国内総生産(GDP)予想を下方修正すると報じた。ロシアのウクライナ侵攻、物価高騰による需要減退、冬場のエネルギー不足のリスクを踏まえたという。
ブルームバーグが欧州委の草案を基に伝えたところによると、今年のインフレ率は7.6%と予想され、5月時点の見通し(6.1%)から引き上げられる。来年についても5月予想の2.7%から4%に修正される。欧州委は14日に最新の見通しを公表する。
今年のインフレ率はウクライナ侵攻前の段階では3.5%と予想されていた。
GDP成長率については今年が2.6%、来年は1.4%と予想。それぞれ5月時点の予想である2.7%と2.3%から下方修正される見込み。
ウクライナ侵攻直前の2月に欧州委が示した成長率見通しは今年が4.0%、来年は2.7%だった。
最新の見通しは14日の公表までになお修正される可能性があるという。
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