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概要:[ウェリントン 13日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は13日の金融政策委員会で、政策金利のオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を50ベーシスポイント(bp)引き上げ
[ウェリントン 13日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は13日の金融政策委員会で、政策金利のオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を50ベーシスポイント(bp)引き上げて2.50%にすることを決めた。利上げは6会合連続で、インフレを抑え込む狙いがある。
ロイター調査のエコノミスト22人中20人が50bpの引き上げを予想していた。残る2人は25bpの利上げを見込んだ。
中銀は声明で「金融政策委員会は、物価の安定を維持し持続可能な最大雇用を支えるペースで金融引き締めを継続することが依然適切との見解で一致した」と表明した。
5月に予測した積極的な利上げ見通しに「おおむね不安はない」とも表明。中銀は政策金利が年内に3.5%に近づき、来年半ばに4%前後でピークに達するとの見通しを示していた。
ただ消費者物価上昇率に短期的な上振れリスクがあり、経済活動に中期的な下振れリスクがあることも認めた。
声明はおおむね中立的な内容でNZドルは0.3%下落した。
ASBバンクはリポートで中銀の見解が5月の金融政策委員会からあまり変わっていないようだと指摘。「経済成長見通しの下振れリスクは認めたが、需要抑制とインフレ制御について強硬な文言を維持している」と述べた。
中銀はインフレ率が今年第2・四半期に7.0%でピークに達すると予想している。
ANZは、来週発表の第2・四半期のインフレ統計が予想以上に強い内容となれば今後の利上げ見通しに影響が出るが、金融引き締めで需要が鈍化していることを示す指標が相次いでおり、年後半は厳しいかじ取りを迫られるとの見方を示した。
ANZは8月の50bp利上げを予想しているが、市場ではその後利上げペースが鈍化するのではないかとの見方が浮上している。
バークレイズは8月の50bp利上げの後は、25bp利上げの可能性が高まると予想。景気減速の兆しが増えていると指摘した。
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