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概要:[東京 7日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは7日、2023年2月期の連結営業利益見通しを150億円引き上げ、前期比14.8%増の4450億円へと上方修正した。為替前提を円安方向へ修正
[東京 7日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは7日、2023年2月期の連結営業利益見通しを150億円引き上げ、前期比14.8%増の4450億円へと上方修正した。為替前提を円安方向へ修正したことを織り込んだ。22年3―5月期実績は、売り上げ・利益ともに会社計画を上回った。
通期営業利益の上方修正は、為替の前提を円安方向に変更したことによる。同社は21年にガソリンスタンド併設型コンビニの米スピードウェイを買収しており、円安は追い風となる。
修正額150億円の内訳は、為替の前提レートを1ドル=114円から127円、1元=16円から19円へと変更したことの影響がプラス245億円、第2・四半期以降の電気料金上昇などの影響がマイナス95億円。
同社の広報担当者によると「7月からのコーヒーの値上げなどは予想に織り込んでいない」ため、「6─8月期を踏まえて再度の修正も検討する」という。
IBESのコンセンサス予想では、アナリスト13人の営業利益の平均値は4570億円だった。
23年3―5月期の営業利益は同32.1%増の1023億円、純利益は同51.2%増の650億円で、それぞれ会社計画を13.9%、26.0%上回った。
海外コンビニ事業は、ドルベースでの米国内既存店売上高が前年を上回り好調に推移した。収益性の高いフレッシュフードなどの品ぞろえを拡充し、デリバリーサービスの取り組みも強化。スピードウエイの収益も寄与し、営業利益は同約3.6倍となった。
国内コンビニは、既存店売上高が前年を1.7%上回ったものの、燃料費の高騰を受けた水道光熱費の増加により営業利益は同2.1%減少した。
セブン-イレブン・ジャパンは、原料高や輸送コスト上昇により7月から「セブンカフェ」の全ての商品の価格を約10─20%引き上げた。100円だったホットコーヒーのレギュラーサイズは110円となっている。
(浦中美穂 編集:石田仁志、田中志保)
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