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概要:[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26623.85;+133.32TOPIX;1889.43;+7.10[寄り付き概況]8日の日経平均は133.32円高の26623.85円と続伸して取引を開
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;26623.85;+133.32TOPIX;1889.43;+7.10
[寄り付き概況]
8日の日経平均は133.32円高の26623.85円と続伸して取引を開始した。
前日7日の米国株式市場は続伸。
ダウ平均は346.87ドル高の31384.55ドル、ナスダックは259.49ポイント高の11621.35で取引を終了した。
中国が景気対策を検討しているとの報道を受けて、世界経済への悲観的見方が後退し、寄り付き後、上昇。
さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事やセントルイス連銀のブラード総裁が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを支持すると同時に、経済の強さを強調し、ソフトランディングを基本的シナリオと主張したため引けにかけて、主要株式指数は一段と上昇した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支え、中でも、ナスダック総合指数が2%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の上昇と、ダウ平均(1.1%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。
また、昨日の日経平均が後場に一段高となり、昨日の高値近辺で取引を終えたことも市場の安心感となった。
一方、国内で新型コロナ感染が拡大しており、今後、急速な感染拡大がさらに続けば何らかの行動制約が課されるのではないかとの警戒感が相場の重しとなった。
また、今日は主要な株価指数連動型ETFの決算が集中し、分配金支払いのための売りが出るとみられることを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.5%減少した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%増だった。
同じく取引開始前に発表された5月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1284億円の黒字。
前年同月に比べ1兆6653億円黒字幅が縮小した。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は1855億円の黒字だった。
今日はINTLOOP (TYO:9556)が東証グロースに上場した。
また、今日は株価指数先物オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日。
SQ値はQUICK試算で26659.58円だった。
セクター別では、鉱業、海運業、鉄鋼、石油石炭製品、非鉄金属などが値上がり率上位、精密機器、保険業、水産・農林業、医薬品、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。
東証プライムの売買代金上位では、川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)、日本郵船 (TYO:9101)、デンソー (TYO:6902)、7&iHD (TYO:3382)、ファーストリテ (TYO:9983)、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)、三菱重 (TYO:7011)、村田製 (TYO:6981)、オリックス (TYO:8591)、住友鉱 (TYO:5713)、INPEX (TYO:1605)、コマツ (TYO:6301)、三菱商事 (TYO:8058)、リクルートHD (TYO:6098)などが上昇。
他方、アステラス薬 (TYO:4503)、第一三共 (TYO:4568)、HOYA (TYO:7741)、イオン (TYO:8267)、花王 (TYO:4452)、東京海上 (TYO:8766)、エムスリー (TYO:2413)、任天堂 (TYO:7974)、KDDI (TYO:9433)、資生堂 (TYO:4911)などが下落している。
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