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概要:イギリスの住宅金融大手ハリファックスが7日に発表した6月の英国住宅価格指数は、前年比で13.0%増となりました。
イギリスの住宅金融大手ハリファックスが7日に発表した6月の英国住宅価格指数(1992年=100、季節要因調整済み)は、前年比で13.0%増となりました。年間成長率の13.0%は、2004年後半以来最高値の水準です。前月比では1.8%ほど上昇し、12ヶ月連続プラスとなりました。市場予想の住宅価格減速に反し今回の上昇となり、2007年以降最大の月間上昇で着地しました。
指標発表後、ポンドは対円で勢いをつけ上昇しました。ポンド円は、本日安値の161.567から162.5529まで1円以上上昇。時間足20MAに下値を支えられる形で上昇しています。
日足ベースでは、75MAが下値のサポートとなり反発しているため、欧州時間でのECB理事会議事要旨公表で更なる動きが生じるのか、注視したいところです。
なお、今週に入りジョンソン政権下で、不祥事による閣僚の辞任が相次いでおり、ジョンソン首相への退任要求が激化しています。現状、ジョンソン首相は辞任を拒否していますが、政権崩壊の懸念が払しょくされない限り、ポンドの上値が重い状態が続くことが予想されます。
反発しているポンド円の方向を、注意深く見守りましょう。
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