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概要:中国外務省の馬朝旭次官が6日正午、「中国はロシアとの戦略的協調強化に前向きな姿勢でいる。G20など多国間の枠組みでの連携も強化していく」と発言しました。
中国外務省の馬朝旭次官が6日正午、「中国はロシアとの戦略的協調強化に前向きな姿勢でいる。G20など多国間の枠組みでの連携も強化していく」と発言しました。ロシアによるウクライナ侵攻が長引いており、東部ドネツク州での攻勢を強めている中での発言となりました。
発言を受け、人民元円は下落を継続。本日のアジア時間では、20.250から20.117まで下落しています。テクニカル的には、人民元円は日足での上昇チャネル上限から徐々に上値を切り下げており、日足20MAを挟んでの攻防戦となっています。乖離率も0%付近となっており、方向感に欠ける展開です。4時間足では、20MAと75MAのデッドクロスが発生しそうなため、他のクロス円の方向性を見ながら、慎重な判断が必要な局面となっています。
一方、米ドル円は136.359から135.123まで1.2円ほど下落しました。欧州通貨のユーロ円やポンド円に比べると、緩やかな下落となっています。ドルインデックスが106.4まで上昇し、「米ドル買い・円買い」傾向となっているため、本日の米国時間にかけてもこの流れが継続するのか、慎重に静観しましょう。
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