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概要:ドイツ連邦経済・エネルギー省が6日に発表した独・5月製造業受注は、前月比で市場予想のマイナス0.4%を上回り、0.1%で着地しました。
ドイツ連邦経済・エネルギー省が6日に発表した独・5月製造業受注は、前月比で市場予想のマイナス0.4%を上回り、0.1%で着地しました。前年比でも改善が見られ、市場予想のマイナス5.0%より上振れ、マイナス3.1%で落ち着きました。ドイツは今週4日に発表された貿易収支が赤字転落したばかりでしたが、為替市場へはプラス要因となりました。
製造業受注の結果は改善しましたが、欧州通貨は全般的に弱含んでいます。特に昨日3円以上の下落となったユーロ円は、本日のアジア時間でも昨日の流れを踏襲し、円買い傾向となっています。現在のユーロ円は138.491付近で推移しており、昨日高値の142.371から400pipsほど下落。今月安値を更新しました。
ただ、テクニカル的には、ユーロ円は日足ベースで直下に75MAが控えており、先月安値の137.834ともちょうど重なる水準に迫っています。日足RSIは30まで下落していないものの、4時間足RSIではすでに30に到達したため、横ばい推移後反発の値動きが見られるのか、注視が必要です。また、本日はこの後欧州の小売売上高の発表が控えているため、指標発表による突発的な値動きに警戒しましょう。
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