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概要:総務省が1日発表した6月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は、指標となる「生鮮食品を除く(コアCPI)」指数が前年比2.1%上昇した。プラス幅は5月の1.9%から拡大し2015年3月以来の高水準となった。消費税率引き上げの影響を除くと1992年11月以来の伸びだった。ロイターが集計した民間予測中央値と一致した。
7月1日、総務省が発表した6月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は、指標となる「生鮮食品を除く(コアCPI)」指数が前年比2.1%上昇した。
[東京 1日 ロイター] - 総務省が1日発表した6月の東京都区部消費者物価指数(CPI)は、指標となる「生鮮食品を除く(コアCPI)」指数が前年比2.1%上昇した。プラス幅は5月の1.9%から拡大し2015年3月以来の高水準となった。消費税率引き上げの影響を除くと1992年11月以来の伸びだった。ロイターが集計した民間予測中央値と一致した。
物価の基調的な動きを示すとされる「生鮮食品とエネルギーを除く(コアコアCPI)」指数は同1.0%上昇。生鮮食品やエネルギーなどをすべて含む「総合指数」は同2.3%上昇した。
指数の内訳は、生鮮食品を除く食料が前年比3.1%上昇し、5月の2.5%からプラス幅が拡大した。
家庭用耐久財も同9.1%上昇し、5月の7.3%から伸びた。
エネルギーが前年比21.7%と大幅に上昇したものの、プラス幅は5月の22.3%から縮小した。電気代のプラス幅がわずかに縮小した。
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